不動産売却の最初の一歩!売却時の査定価格のポイント!
不動産の売却時に、一番最初に考えるのが「一体いくら位で売却できるか?」と言うことになると、最初のポイントは「不動産の査定価格」でしょうか!
不動産の売却を考えたら、まず第一に考えるのが不動産の価値を知るのが価格査定です。
でも、本当に不動産の価値を知ることができるのでしょうか?
不動産の売出価格は、所有者自身が決めるものです。
では不動産業者の価格査定とは、本来、相場から見た同じような不動産物件の平均的な価格を知るためです。
その地域の、その物件がどの位の価格で取引されているか?
これを調べて参考にするところに不動産業者が出す査定価格の意味があります。
まあ、もっともご本人も気にしているケースが多く詳しくチラシなんかを見ている人もいますが・・・
決して、査定価格だけを鵜呑みにするのではなく、どのような理由で査定価格が決したか、このプロセスを十分説明してもらいましょう。
査定価格から見る不動産業者の姿勢!
さて、この査定価格にも当然幅が出てきます。
高めに査定する不動産業者と低めに査定する不動産業者。
この査定価格の違いは、なぜでしょうか?
査定価格を見るときのポイントは?
これは、業者の姿勢がいわゆる「イケイケ」タイプなのか?
それとも慎重派なのか?と言うことの表れだと思います。
この時の業者の性格も仲介の依頼や取引において影響することがあります。
イケイケ!高値査定価格!
勢いよく始めたけれど、少し時間がたてば、すぐに「下げないと売れません」「もう少し下げましょう」となるのがポイント!
物件の売却理由が換金であるとか、とにかく早く!と言うタイプはこの売却方法でもよいかもしれません。
もしあなたの売却理由が、換金目的でなく、じっくり時間をかけることができるようで、あれば査定価格で出した上限で売るよう努力するでしょう。
また、最初に高く査定価格を提示しておけば、売却仲介を依頼されやすいと考える業者も少なからずいることでしょう!
査定理由に納得しましたか?
依頼をとれれば良いとする姿勢に注意!
査定価格慎重派!
比較的、悪かった場合の局面を考えて価格査定するタイプ。
じっくり価格を下げずに売る場合には相性が合うかもしれません。
さて、どこよりも極端に査定額が高額だった場合のポイントは?
高額の査定価格の根拠は何か?
十分その理由を確認しましょう。
問題は、その高額な査定価格を「えさ」にして、ともかく「不動産売却の依頼」を取ってしまおう。「媒介契約」を締結しようとするような不動産業者です。
一旦、媒介契約を締結すれば、後は、少しずつ「売れないから値下げ」と言って少しずつ値下げを要求するようなケースや不動産屋もいるらしい・・・十分注意が必要なポイントです。
スポーツの世界でも、採点競技の採点に関しては、上下の二つをカットした後の点数で採点する競技があります。
不動産売却時の査定も同様の心構えが必要です。
恐らく、不動産の売却前には数社の不動産会社から物件の査定書を取得すると思いますが、単純に査定価格の上下2社の理由に納得がいかなければ、これらをカットして、残りの納得する査定理由を述べる業者の価格を参考にするのも有効なポイントだと思います。
査定価格に一喜一憂せず!
査定価格から、業者の姿勢を見てきましたが、感じなのは、極端に高額の査定価格や極端に低い査定価格には注意が必要と言うことです!
さらに、査定価格だけでなく、販売方法も十分に確認、ヒアリングしておきましょう!
査定価格と販売方法がセットになって、売出価格が説得力を持ってくるのが現実的です!
もちろん、売りやすい人気の場所であるとか、自分の自宅の周辺がどのくらいで取引されているかは、ご自身の方が良く知っているかもしれません!
その期待価格に、査定価格がどの程度の水準で、出てくるか!
査定理由を十分に確認して下さい。
売却時の査定価格だけに囚われすぎず、その後の売却活動を含め信頼できる不動産業者を選ぶことがポイントです。
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