不動産売却時のリノベーション工事のポイント!
最近の不動産売却は、中古のマンションや中古一戸建でも、リフォームを実施しているケースやリノベーション(再生)を実施しているケースが多く見られます。
このような物件の売却が早く、高く成約しているいるような印象がありますので、不動産売却時のポイントとして整理しておきましょう。
もっともやみくもにリフォームしたりリノベーションしても、価格分に上乗せできなければ売主としては意味がありません。
『早く売却したい』『高く売りたい』こんな時に使える少額の手直しについて検討してみましょう!
売却前リノベーションにできること!
リフォームが痛んだ所や古くなった箇所のみに手入れをするのとは別に、全ての部材や設備類を交換してしまうことで、新築同様の状況を作り出していこうとするものです。
どちらかと言うと、リノベーション専用の不動産業者がやることがほとんどですが・・・
でも、売主個人でリノベーションしてしまうことで、全く雰囲気が変わってしまうことも十分に有り得ます。
そこで、不動産売買相談としては、建築士の提案やデザインによるリノベーションをお試し下さい!
リノベーションン工事の費用と売買価格を見極める!
このようなリノベーションは工事費用がかさむことがほとんどだと考えるでしょうが、果たしてそうでしょうか?
もちろん設定した価格で売却できなければ、意味がありません。
そこで、次のポイントについて考えて見たいと思います。
@リノベーション費用を販売価格に転嫁できる売却物件かどうか?
A建物のみでなく、交通機関からの利便性や立地条件も整っているか?
B建物の構造自体は傷んでいないかどうか?
C最悪、希望価格で売却できない時、賃貸物件で成立するかどうか?
Dどの程度のデザインでリノベーションを実施するか?
Eリノベーションの工期やその間の住まいはどのようにするか?
最終的には、「費用対効果」を十分に見極める必要があるということそして、きちんとした施工としてリノベーションされているかどうか?
これらの材料をしっかり提示し、判断できるようにしていかないと、売主自らのリノベーションは、費用倒れになってしまう可能性があります。
まずは、十分に相談と検討をして見ましょう!
リノベーション費用を回収するためのポイントとしては・・・
例えば・・・
立地条件・最寄りの交通機関は非常に人気が高いが、住宅自体が古く手を加えなければ売却することも難しいような場合。
前記の立地条件を満たしなお且つ、外壁・屋根等の痛みや損傷が激しく、大掛かりな改修を要する場合
この様な場合は、リノベーションにより販売価格に転嫁できる可能性があります。
立地や地域の水準よりも建物の毀損を理由に、周辺相場より割安であるからです。
もちろんこのように費用対効果がない場合は、小規模のリフォーム等に留めておくべきでしょう!
売買物件に、ちょっとした掃除やメンテナンスをするだけで、手を入れている物件を見る側の印象は全然異なってきます。
もちろんリフォームできれば良いかもしれないし、リノベーションできれば言うことない…!
でも、何でもかんでも費用を掛けれないのです!
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